チーム医療の考え方

達が求めるチーム医療とは

この30年間のIT技術の凄まじい発展により、現代社会は、それまでの時代とは見違えるほどの技術革新とあらゆる産業においてのDX化で、見違えるほど便利になった。一方、核家族化や共働きによる子育ての変容で社会は大きな変革の時代ともなった。こうした社会の変革から生じた家族の形が、様々なコミュニケーション不足を産んだのか。幼少期の子供達にとって、両親との温かい触れ合いから生じる絆も、時代の波に大きく変化をもたらしたのか。加えて、昨今のコロナ禍の影響で発生した問題の一つに「生きづらい社会」があり、現代病と言われる精神疾患に罹患した患者数は、年間320万人と疾患別の罹患率において最も高い状況です。

  • 企業にお勤めの方で職場における問題を抱えていらっしゃる患者様
  • コロナ禍以降やテレワークで孤立した生活を余儀なくされていらっしゃる患者様
  • 社会における紛争等で、不安なニュースに怯えていらっしゃる患者様
  • 職場における人間関係がうまく行かず、仕事上でご不安を抱えていらっしゃる患者様

昨今、これらのお悩みを抱えていらっしゃる患者様が多くみられており、これらの疾患に対しては、それぞれの医療の専門家が協力して治療にあたり、患者様のご病状に応じた適切な治療をする事が早期の回復に繋がると信じております。そこで、当クリニックでは、医師・看護師・公認心理師・精神保健福祉士・各医療スタッフの専門家に加え、国立の医療研究機関や大学病院との医療連携を行い、患者様の治療にあたることを私達のチーム医療の考え方としております。

私達の医療チーム

当クリニックの専門家

  • 医学博士 医師 田村 夏奈子

杏林大学医学部大学院医学研究科で研鑽する傍ら、国内における最先端の精神医療の機関でもある、国立精神・神経センター精神保健研究所(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター)で研究を行い、社会医学系の博士号取得。その後は、精神科専門医の資格と産業医・精神保健指定医の資格を取得し、精神科病院・クリニック等での臨床を行う。その後官公庁・民間企業の産業医としても経験を積み当クリニックの院長に就任する。

資格

  • 精神保険指定医
  • 日本精神神経学会 精神科専門医・指導医
  • 日本医師会認定産業医
  • 日本精神科産業医協会 認定会員
  • 厚生労働省 認知行動療法研修事業 修了
  • 日本睡眠学会 不眠症の認知行動療法 修了

所属学会

  • 日本精神神経学会
  • 日本産業衛生学会
  • 日本東洋医学会
  • 日本睡眠学会
  • 日本産業精神保健学会
  • 看護師:医師の指示のもと患者さんの療養や診療をサポートする業務です。特に、血液検査や心電図検査等の医療行為を行い、患者さんの命や健康に関わる責任の大きい仕事で、コミュニケーション能力や問題解決能力が求められます。
  • 公認心理師:医療機関において、医師の指示のもと、臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、患者様の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。患者様の多種多様な価値観を尊重しつつ、患者様の自己実現をお手伝いする専門家でもあります。
  • 精神保健福祉士:患者様への医療費や生活費などの手配の紹介、公的支援制度の紹介、就労支援、そして就職してからの職場への定着支援等を行い。患者様が安心して生活できる環境作りのお手伝いする専門家です。

連携医療機関

日本の医療を牽引する国立の研究機関そして大学病院、また地域医療の要をなす総合病院、さらに疾患別に専門性の高い病院との医療連携を行うことで、安心と安全につながる医療を目指します。

チームサインに込めた想い

私達の肩には、クリニックのチームサインがあります。大きな赤いクローバーのようなマークは、「蝶」をイメージして作成しています。脱皮をして、美しい羽を持つ蝶のように、空に羽ばたいていくことを願いとしてしています。

そして、もう一つは、「てんとう虫」です。てんとう虫は、幸運のシンボルとして、皆さんに幸運が訪れることを願い、私たちのチームサインとしています。

私達の想い

朝目覚めると、今までとは違った感覚を覚える事がある。原因は何かわからない、けれど、そうした状況が続き、毎日慌ただしく生活する中で、いつの間にかその事について考えなくなる。けれど、その感覚はまた同じように起こる。

何かがおかしい。でも、自分では、何が変わったのか気づかない。どうして今の状況になったのかもよく分からない。きっと、こんな風に感じながら、いつもと同じ生活をしていくのだろう。

新型コロナ感染症の問題が世界を席巻してから、すでに三年が以上が経った。そして、新たな時代が幕開けしたかのように、我々が暮らす日本では、それまでのことが嘘のように、急激に変化したかのように感じる日常が戻ってきた。その上、世界の各地では、新たな紛争が起こり、不安なニュースに耳を傾けることもある。

こうした生活の中で、徐々にストレスが高まっていることに、全く気付かなくなるのは、どうしてなのだろう。

平な世の中で、みんなが安心して生活できること。助け合いながら一緒に生きることに喜びを感じること。自分たちが持つ知識や経験が、人々の役に立つこと。私たちの想いが届けば、朝、目覚めても今までの感覚とは違う、新しい生き方を選択することが出来ることにつながるだろう。私たちにできることの全てとして、医療を通じ研鑽すること。私達には、夢があります。

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